これから個人事業主になろうと考えている方へ。開業届の手続きを簡単に無料で行えるサービス「開業freee」がとても便利だったので、今回は「開業freee」を利用した開業までの手順と実際に利用してみた感想をご紹介します。
目 次
開業freeeのなにが便利なの?
手順に沿って入力するだけで開業届を作成できる!
個人事業主になるには、基本的に以下の手順を踏む必要があります。
- 開業届を記入
- 管轄の税務署に提出
開業freeeでは開業届を記入を全てWeb上で行えるので、ペンを持つのはマイナンバーの記入ぐらいです。
青色申告も一緒に提出できる!
個人事業主は青色申告か白色申告かを選択でき、節税効果の高い青色申告を選択すると別途届出が必要ですが、開業freeeなら開業届の作成と一緒に青色申告の届出書類も作成し、提出することができるのでかなり手間を省くことができます。
実際の開業までの手順は?
それでは開業freeeを利用した開業の手順を簡単にご紹介します。
- 開業freeeに登録
- 簡単な質問に答えていく
- 開業届を印刷してマイナンバーを記入
- 管轄の税務署に郵送か持ち込みで提出
開業freeeに登録!
まずは開業フリーに登録します。登録方法は、メールアドレス、googleアカウント、Facebookアカウント、Microsoftアカウント、Office365アカウントの6種類もあります。
簡単な質問に答えていく!
このあたりが開業freeeを使用する最大のメリットではないでしょうか。簡単な質問に答えるだけで開業届を自動生成してくれます。
質問内容は下記で、選択肢も用意してくれています。
最後の確定申告の種類を選択する際には予想収入から自動計算してオススメの申告方法を提示してくれます。
- どのような仕事をする予定ですか? していますか?
- その仕事はいつから始めますか? もう始めていますか?
- 収入はいくらくらいになりそうですか? 目指していますか?
- どこで仕事をしますか? していますか?
- 従業員や家族に給与を支払う予定はありますか?
- 屋号があれば入力しましょう
- 申請者の情報を入れましょう
- 収入(所得)の種類を選びましょう
- 確定申告の種類を選びましょう
開業届を印刷してマイナンバーを記入!
自動生成された開業届をダウンロード・印刷してマイナンバーを記入。印鑑を押せばもう完成です。
税務署に持っていくか郵送する!
入力した住所から提出先の税務署まで教えてくれるので、持参して提出するか郵送します。(私は税務署に入ってみたかったので持参しました。)
こんなに便利なのになんで無料なの?
結局「会計freee(月額 980円〜)」も利用する人が結構いるから!
freeeのサービスの便利さを実感したところで、お得な青色申告には簿記の知識が必要なことを知ります。さらに様々な連携機能により、便利になること間違いなし。
freeeには会員登録もしているし、開業届の経験からfreeeの親切さも理解しているので、結局「会計freee」に登録する。というようにきれいに誘導される形になります。
良質なサービスを持っているからこそ行える戦略ですね。
利用してみた感想は?
開業届提出にかかる時間を無料で省けて大満足!
開業freeeは下のバナーのキャッチの通り「無料、簡単、最速で」開業手続きを行えるので、メリットしかありません。会計freeeを利用する場合は980円〜の月額料金が発生するので、毎月の経費を少しでも抑えたい方は利用しなくてもいいと思います。
しかし、お得な青色申告をするには少なからず簿記の勉強をする時間が必要になってくると思うので、その時間をfreeeに任せて、空いた時間で月980円以上稼ぐほうが、結果的にはお得かな。と私は思います。
もちろん他にも選択肢はありますし、考え方は人それぞれだと思いますが、まずは無料サービスから試してみてはいかがでしょうか。